家作りコラム
本当の家の価値ってなに?
地中海のほとりにたたずむ白い大理石の家。カナダの大森林を背景に建つログハウス。 珊瑚礁をみわたす白い浜辺の椰子の葉の家。どれも魅力がいっぱいです。地域に根ざした それぞれの歴史にはぐくまれた文化です。
日本の家は、日本の気候風土に根ざした木の家の文化です。梅雨の高湿度、夏の日照り、 厳冬の寒風。土地々々の気候にあった家で、何代にもわたってくらしが営まれてきました。
カナダ住宅、北欧住宅、南欧住宅などとりどりの住宅が建てられています。 しかし、肝心な事が忘れられているように思えてなりません。 それは、いかに電器製品の力に頼っても日本の四季は変えられないということです。 湿度・日照り・寒風対策として、機械の力に頼りきった家が、生身の体に良いとはとても思えません。
私たちの身体には、四季に順応してくらしてきた遺伝子がしっかりと組み込まれています。 その遺伝子が、新建材の高気密住宅に対応で気ないために、アトピー・喘息・アレルギーとなって人体に現れ、警鐘をならしているのだと私は感じています。 新建材から放散される化学物質を強制換気したとしても、体の中の遺伝子はついていかれないのです。
あなたが家に対してどのような価値を持っているか私にはわかりませんが、少なくとも日本人の身体に連綿として受け継がれている遺伝子に正直な家、 自然の素材を使った家こそが本当に価値のある家だと私は考えます。
ドリームサービス株式会社 専務取締役 白田秀二


